LacotasuBlog

ポンコツ社内SEの備忘録

Power Automate Desktop RPA

[第12回] 【基本操作】レコーダーを使用せずログイン画面のログイン処理を自動化する方法②【画像クリック】

投稿日:2021年6月19日 更新日:

以前の記事「[第5回] 【PAD】ログイン画面のログイン処理を自動化する方法①」で
「ボタンが押せない」
「ボタンが押せるけどフロー側でエラーが出る」
等のコメントをいただきました。
ということで、 今回は実際にボタンの画像を探して、マウスをクリックしてログインボタンを押したいと思います。

とりあえず最終形はこうした ↓

1、2、3つめのアクションは以前の記事「[第5回] 【PAD】ログイン画面のログイン処理を自動化する方法①」をご参照ください。

ウィンドウにフォーカスする

※このアクションは次のアクションがフォアグラウンド(前面表示)されてること前提のため念のため入れておきました。

ウィンドウの検索モード:タイトルやクラスごと
ウィンドウ タイトル:実際のログイン画面を指定する
ウィンドウ クラス:ウィンドウの選択ボタンを押すと下図のようなウィンドウを指定するモード(赤い枠)になるので、Ctrlを押しながら左クリックでウィンドウを指定

マウスを画像に移動します

画像のキャプチャを押すと、↓こういう虫眼鏡みたいなモードになるので

このようにドラッグ

▶ボタンで実行してみる。

ユーザIDとパスワードが入力されてマウスカーソルが移動してログインボタンがクリックされました!

-Power Automate Desktop, RPA

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

Windows10のRPA専用マシンは右下の通知を非表示にしておくこと

理由は、RPAの対象画面の右下に画像をクリックしたりしないといけない場合、通知が全面に来て画像マッチングしないからです。そもそもあまり画像マッチングを使わないシナリオフローを心がけたいですが、他人が作 ...

【備忘録】Excelで複数の列をソートする方法【WinActor】

前提条件と目標 ↓ こういうExcelがあったとする。 複数の列で並び替えたい。 最初から用意されているこのノードをちょこっと修正した このままだと一つの項目でしか並び替えできない。複数の列で並び替え ...

[第21回]【無料版PADで】タスクスケジューラ実行もどきを作る

大まかな処理の流れ ①Power Automate Desktopで無限ループ処理を実行。(トリガーファイルを検知するまで無限ループ。)②タスクスケジューラで定刻になるとトリガーファイルが作成される。 ...

[第20回]【Ping】死活監視プログラムを作る【PAD】

今回は、ひたすらPingを打ちまくって、途切れたらメッセージを表示するフローを作ってみたいと思います。 最終形はこんな感じ ↓ それでは上から行きます。 ループ条件 条件 : 1=1 で無限ループさせ ...

WinActorってクリック、クリップボード、キーボード入力も出来るなら何でも出来るじゃないか?

例えば、ログイン画面があったとして①IDをクリックする②IDをコピーする③Ctrl+Vで張り付ける④パスワードをクリックする⑤パスワードをコピーする⑥Ctrl+Vで張り付ける⑦ログインボタンをクリック ...